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院長あいさつ

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理事長・病院長:石川 秀雄

回リハ・呼吸リハ・喀血の3つに特化した私ども えいしん会 岸和田リハビリテーション病院はユニークな施設です。生和会グループのスケールメリットを最大限に生かし、エビデンスを重視した攻めるリハビリを展開する病床数・セラピスト数ともに南大阪最大のリハビリセンター(回リハ)。泉州地域では希少な呼吸器専門医3名を擁する日本呼吸器学会関連施設であることと回リハとのシナジー効果を狙った新機軸 呼吸リハセンター。世界の喀血治療をリードし、世界に冠たるエビデンスを発信する、日本全国から患者さんが集まり喀血のカテーテル治療BAEに特化した喀血・肺循環センター(年間250~300例、累計約3000例)。私どもの展開するこの”Blue Ocean”な世界に、さらに新築移転という強力な追い風が加わり、えいしん会は、病院理念「あきらめない医療」をなお一層力強く追求して参ります。

理事長・病院長石川 秀雄

30年の計

Three Decades Policy
写真:病院外観

岸和田盈進会病院は平成28年に創立35周年を迎え、長年の悲願であった新築移転を平成30年4月15日に 実現することができました。
これを機に法人名称を「盈進会」から「えいしん会」に、また病院名称を「岸和田盈進会病院」から「岸和田リハビリテーション病院」に変更させていただき、心機一転いたします。

新しい建物は、これから約30年間使用することになります。病院経営環境は今後ますます困難を極めるとされていますが、経営状態が不安定であれば、患者さんのための快適で安全な診療環境も、職員にとっての豊かな職場環境も、良好に維持することは不可能です。 

限られた医療資源と人財。これを最大限に活用するためには、選択と集中が必要不可欠です。かつて我々が目指していた岸和田徳洲会病院や岸和田市民病院を小型化したようなミニ総合病院像は、泉州二次医療圏の地域医療構想を例に挙げるまでもなく、需要がないことは明白です。我々は、移転を前にしてあらためて徹底的かつ真剣に30年の計を立てました。 
我々にしか絶対できないこと、我々が誇りを持ってとびきり高い質で、しかも永続性と採算性をともに確保しつつ患者さんのneedsにしっかりと応えられる専門領域は何か?
それは、南大阪の中でも大規模且つ、高い質を誇るリハセンターと、世界の喀血治療をリードする喀血・肺循環センターの二つである。そう結論しました。これらの関連領域であり我々の強みである、呼吸器診療・呼吸リハなども含みます。
リハセンターは、セラピストの経験や勘のみでリハプログラムを決定するのではなく、科学的根拠に基づいた攻めるリハを追求して参りました。新たな展開として、大阪では専門的な施設の極めて少ない呼吸リハに着目し、泉州地域では希少な呼吸器専門医3名を擁する日本呼吸器学会関連施設であることと回リハとのシナジー効果を狙った呼吸リハセンターを平成29年5月に設立いたしました。これを記念して、同年6月には第一回南大阪呼吸リハフォーラムを開催し、特別講演にこの分野での我が国の第一人者である、大垣市民病院呼吸器内科部長の安藤守秀先生をお招きし、100名様のお席を用意いたしましたが、立ち見もでる大盛況となりました。今後も毎年一回継続して開催させていただく所存です。    

日本全国から能力・モチベーションともに高いセラピストを招集してマンパワーの充実を図っておりますが、新築移転時にはセラピスト在籍総数100名が実現し、回復期リハの病床数は136床となります。
喀血・肺循環センターは、日本全国から医師が研修や見学に来られ、また海外から多くの医療機器関連大手メーカーのマーケティング幹部や開発部幹部が訪れる国際的な施設になっていますが、2017年1月には、今後世界の喀血関連の論文に引用されることであろう長期成績論文を発表しました。これは2015年にでたソウル大学の喀血カテーテル治療関連論文が誇ってきた406例の圧倒的多数をさらに凌駕する世界最多の489症例を対象とした治療成績を提示しているのみならず、金属コイルを用いた超選択的気管支動脈塞栓術BAEの全基礎疾患を対象とした世界初の長期成績論文です。
この長期成績論文のほかにも、高名な日本臨床研究学会代表理事 原正彦先生の指導下に4つのテーマで臨床研究が同時進行中であり、順次英語論文を出していく計画です。現在再喀血機序論文を投稿中です。
我々が今後も喀血治療の最先端のエビデンスを築き、世界に発信して参ります。 

Ishikawa H, Hara M, Ryuge M, et al
Efficacy and safety of super selective bronchial artery coil embolisation for haemoptysis: 
a single-centre retrospective observational study 
BMJ Open 2017;7:e014805. doi: 10.1136/bmjopen-2016-014805  
http://bmjopen.bmj.com/content/7/2/e014805

喀血・肺循環センターは創立後12年になりますが、喀血のカテーテル治療をライフワークとし、カテーテル経験約30年、気管支動脈塞栓術経験約20年をほこる石川秀雄センター長が、 以前に勤務していた国立病院機構 近畿中央胸部疾患センターでの経験症例数(手技数)328例をあわせると2018年には累計3000例を超える予定であり、正確な統計は存在しませんが、これは二位以下を大きく引き離す圧倒的世界一の経験症例数であることは間違いありません。

外来診療は、喀血領域にさらに特化させ合理化し、これまで外来診療に費やしていた人的物的医療資源と時間は、より医療を切実に必要とする入院患者さまの診療にすべてを投入します。われわれは、周辺の他施設とはまったく競合しない独自で高度な専門性と、よりエビデンスを重視した質の高いリハにさらに磨きをかけ、われわれの存在価値を高めてまいります。このことによってよりよく社会貢献し、その自然な結果として病院も繁栄し30年と言わず、50年100年と確固たる独自の医療機関として存続し続けることを目指しています。
このためには職員の安定確保もきわめて大切な条件であり、やりがいを持って、ながらく安心して働いていただける病院、泉州で一番働きやすい病院を目指しています。職員が矜持とやりがいをもって幸せに仕事ができる環境を整えることは、患者さまが快適な入院生活を送れることの十分条件ではありませんが、重要な必要条件でもありましょう。   新築移転はその意味でも我々の悲願でありました。
我々は病床稼働率も重視します。これは安定した病院経営のためだけではありません。地域のneedsにお応えできているかの最良の客観的指標であり、また大阪府からご信託いただいている157床という病床数をしっかり活用できるということが社会的正義でもあると考えるからです。

私どもの展開するこの”Blue Ocean”な世界に、さらに新築移転という強力な追い風が加わり、えいしん会は、病院理念「あきらめない医療」をなお一層力強く追求して参ります。

理事長・病院長 石川 秀雄